ダンサーのためのマシンピラティス | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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ダンサーのためのマシンピラティス

2022.06.11

BDC PILATESの”BDC”はBroadway Dance Center(ブロードウェイダンスセンター)の頭文字です。

BDCは1984年に世界で活躍するダンサーの育成を目標に設立され、今年で38年目を迎えている今となっては老舗ダンススクール。

プロやセミプロのダンサーも多く通うスタジオで、日本国内外のダンス公演やカンパニー、ミュージカルの舞台やテーマパークで活躍することを目標に、日々トレーニングを積んでいます。

 

「ピラティスはダンサーにどう役立つのか?」という、ダンススタジオとピラティススタジオ両方を運営する私たちにとっては当たり前のようで、

かなり奥深い質問に少しだけ向き合ってみようと思います。

 

まずダンサーにとってピラティスは怪我予防の役割を持ちます。

高く脚を上げ、つま先で立ち、ジャンプをたくさんし、跳んだと思ったらそのまま床でひざまづくなど、、、

振付師たちが考えるさまざまな作品を体現するのがダンサーの役割です。

その中で生まれる体への負担は多く、メンテナンスをせずに続けていくと、いずれガタが来ます。

(ブロードウェイダンスセンター; 公演リハーサル風景)

 

膝の痛み、腰の痛み、肩の痛み、足首の痛み。上げていくとキリがありません。

しかし、体を資本とするダンサーは痛みがあっても舞台の上に立ち続けなければなりません。

また痛みを見せることはもっての他。

観客に重力を感じさせることなく、可憐に美しく、あるいは力強く動き続けなければなりません。

まさに「Show must go on!」です。

 

BDCがマシンピラティス専門のスタジオを作るに至ったそもそものきっかけも、

まさに身体を資本とするダンサーたちが長くにわたり好きなダンスを通して自己表現を続け、

ダンスを仕事として続けられるようにするために何をするべきか?を考えたことでした。

(BDC PILATESの誕生についてはこちらに書いています。)

 

ピラティスを通してダンサーは身体の歪みをとりバランスを整えることができます。

1箇所にかかってしまっている負担を軽減し、そこが原因となって起きうるさまざまな怪我を予防することができるのです。

また痛みを感じた場合でも、弱い部分の強化をすることで、痛みを軽減/取り除くことができます。

 

ピラティスというメソッドが、1930年代にニューヨークを起点に広がり始め、

ジョージ・バランシンやテッド・ショーン、マーサ・グラハムなど当時ニューヨークで活躍していたダンサー/振付師たちが、

身体のコンディショニングやリハビリのためにピラティススタジオに通っていたことも納得です。

 

 

次に、ピラティスはダンサーの表現力アップに役立ちます。

腕の動き、脚の出し方、ジャンプ力、回転の仕方など、ダンサーの感覚だけではなく

解剖学的見地から動き方を分析し、それに必要な筋肉を作っていくことで、それまでできなかった新しい動きや表現方法を身につけることができます。

 

BDC PILATESには、著名なバレエ団やダンスカンパニー、ミュージカルカンパニーの方々が多く通っていらっしゃいます。

定期的に通ってくださる方が、振付や演出の先生に「踊りが変わった!上手くなった!」と言われたと笑顔いっぱいでご報告くださることも多々。

 

ピラティスでは、よく「軸をつくる」という話をします。

骨盤ニュートラルでその上に伸びる背骨が正しいS字カーブを描き、身体の中心線が一本の線になって感じられることは、ダンサーにとってとても大切なことです。

なぜならその軸(つまり体幹なのですが)を中心に据えることで、四肢(両腕&両脚)を楽に自由に動かせるようになり、バランスをとりやすくなるためピルエットなどの回転もブレないようになるからです。

 

ゴルフの記事を読んだ人はお気づきと思いますが、ゴルフもダンスも原則は同じ。

ピラティスを通して体幹=軸を安定させることで、実際に動く腕や脚のパフォーマンスを上げることができるのです!

もちろん腕や脚の細かい使い方を習得できるのもピラティスのメリットです。

 

こうした地味だけど論理的に確実にトレーニングができるピラティス。

ダンサーを含むあらゆるアスリートに向いていると言われるのは、こうしたメリットがあるからなのです。

 

ダンサーの皆さん、BDCが声を大にして言います!

振り付けを練習するのはもちろん大事です。

でも身体づくりはそれと同じくらい大事です。

怪我をしてから、踊れなくなってからでは遅いのです。

本気でダンスを続けていこうと思うのであれば、今から、自由に動けるうちからピラティスでトレーニングを!

身体も表現もびっくりするぐらい変わります。

 

(ブロードウェイダンスセンター; 公演リハーサル風景)