私たちは赤ちゃんや子供の時に、無意識でもしっかり「横隔膜」を使い呼吸が出来ています。しかし、大人になるにつれ色々な習慣により「横隔膜」をしっかり使わずに呼吸をする事ができるようになってしまいます。「横隔膜」の動きと共に働く「肺」ですが、運動しない人では全体の肺の使用量は約2,3割しかないそうです。肺がしっかり使われない→肋骨の動きが少なくなる。肋骨の動きは歩行にも関係しますので、歩幅が小さくなる、つまづきやすくなる等、引き起こす可能性があります。是非、動く前に「呼吸」で肋骨の動きを確認し、エクササイズしている時も「呼吸」を忘れずにチャレンジしてみてください!
Model:mariko sakai
❝ Dead Bug❞
縦にしたストレッチポールの上に仰向けに寝て、脚を坐骨幅に開き、両腕を体側に伸ばします。息を吐きながら骨盤のニュートラルポジションを保ち、右脚をテーブルトップポジションにし、左手を天井へ伸ばしましょう。息を吸いながら手足を床へ戻します。身体の軸がブレないように背骨が長くストレッチポールに乗っている事をイメージしながら動きます。反対も同様に行います。(8回繰り返す。)
❝ Double leg Stretch❞
膝を立てて仰向けに寝て、両腕は体側に伸ばします。片脚ずつテーブルトップポジションにし、脚を揃えます。息を吐きながら骨盤のニュートラルポジションを保ち、両腕を骨盤の高さに上げながらCurl Up(エクササイズ通信 Vol.4)し、両手で両脚を抱えます。息を吸いながら両手は耳の横への伸ばし、両脚は揃えながら斜め前45度に伸ばしましょう。吐きながら両手で両脚を抱えるポジションに戻ります。(6回繰り返す。)
❝ Pendulum❞
膝を立てて仰向けに寝て、両腕は体側に伸ばします。片脚ずつテーブルトップポジションにし、脚を揃えます。両腕を少し横に広げ、息を吐きながら両方の肩が床から離れないようにしながら、両脚を右に倒していきましょう。吸いながら元のポジションへ戻ります。
骨盤のニュートラルを保ち、膝がずれないように動きましょう。反対も同様に行います。(8回繰り返す。)