Narikoさん(医師)「医師が選んだ、信頼できるピラティススタジオ」 | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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Interview

Narikoさん(医師)「医師が選んだ、信頼できるピラティススタジオ」

2025.06.30

「最初は“これって本当に効いてるの?”と半信半疑。でも10回ほど通った頃から、“こういうことか!”と体感できるようになって、今ではやめられません」

そう話してくださったのは、精神科医として大学病院や研究機関で勤務されるNarikoさん。医学的視点と、自らの身体感覚を通じてBDC PILATESの価値を実感し、今では生活の中に欠かせないものとして取り入れています。今回は、そのリアルな体験と継続の理由を伺いました。


「正直、最初は半信半疑でした」
運動経験がないわけではない。20代のころにはゴルフやサーフィンを楽しみ、出産後には暗闇フィットネスにも通っていたNarikoさん。ただ、出産と育児、コロナ禍を経て、長く身体を動かす機会が減っていたといいます。

「また何か始めたいと思っても、いきなり負荷の高い運動は怖かったんです。そんなときに、身体の仕組みに沿って動きを整える“ピラティス”なら安心かも、と思いました」

そうして出会ったBDC PILATES。通い始めた当初は、いわゆる“筋トレ”とは違う感覚に戸惑いもあったそうですが…。

「先生の指導に従って、じっくり呼吸をしながら動いていても、最初は何をやっているのか分からなかった。骨盤のニュートラルって、何?って。でも10回続けてみると良いと最初に言われていたので、とりあえず10回はやってみようって思いました。そうすると、やはり言われた通り、10回目くらいから “今この筋肉を使っているんだ”という感覚がつかめるようになってきたんです」

医師としての視点からも納得できる「ピラティスの科学」

Narikoさんは、うつ病の治療における精神療法を専門とする精神科医。脳画像を用いて、会話や行動が脳に与える影響を研究する立場からも、ピラティスの有効性があるのではないかと指摘してくださいました。

「ピラティスでは、普段意識していない筋肉や神経の通り道を丁寧に呼び起こす動きを繰り返します。

これはまさに“神経の可塑性(脳や神経系が経験や学習によって構造や機能を変化させる能力)”を刺激する行為。脳の回路に新しい刺激を与え、再構築していく作業そのものです」

「精神科でも“認知行動療法”などのアプローチがありますが、そこでも重要なのは“体験を通して学ぶ”こと。

私は高校時代から悩みを相談されることが多かったのですが、悩みを聞いてもらうことがなぜスッキリした感じに繋がるのかを理解したくて、それを脳画像で可視化するという研究をしています。

ピラティスは、そんな体験を”運動”の形で提供してくれる貴重な手段なのではないかと思ったりします」

講師の観察力と伝える力が、他と圧倒的に違う

「BDC PILATESの先生方は、本当に一人ひとりをよく見ています。グループレッスンでも、誰かが『どう動いていいか分からない』という空気を出していれば、すぐに気づいて声をかけてくれるんです」

ピラティスクラスにおける“優れた”講師は、その見抜く力にあるのではないかと話すNarikoさん。

「“的確に見抜いてくれるかどうか“。こちらが言葉にしなくても、ちょっとした体の動きや表情から“困っている”ことを感じ取って、そっと声をかけてくれる。しかもその言葉がいつも腑に落ちるんです」

「一度でも“やった感”があると、“また来たい”と思える。それが継続のモチベーションにもつながります」

色々試して、結局ここに戻ってきた

Narikoさんは、一度BDC PILATESから離れていた時期がありました。けれど、その間に他の運動をいくつも検討してみた結果、ある確信に至ったといいます。

「スイミングやトランポリン、ホットヨガ、パーソナルジム…。どれも悪くはないんですが、移動や準備、後のお化粧などの準備が大変だったり、“続けたい”と思える感覚がなかったり。汗をかく=運動した、という感じにはなりますが、内側から整ったという感覚はなかったんです」

「ピラティスは、自分の体を丁寧にマッサージしているような感覚があります。姿勢が整い、呼吸が深くなり、何より“自分を整える時間”になる。やめていた時期に初めて、その重要性に気づきました」

“背骨を動かす”という感覚に目覚める

「体幹」という言葉はもちろん知っていたし、どの部位を指すのかも分かっていたけれど、それが体感としてどういう意味なのかはピンときていなかった、とNarikoさん。BDCでのレッスンを通して、「体幹とは“背骨の周囲を意識的に動かす”ということだったんだ」と初めて理解できたそうです。

「人生で初めて、“自分の背骨って動くんだ”と実感しました。そこから骨盤底筋や多裂筋といった深層の筋肉の役割を知り、正しい姿勢や立ち方に意識が向くようになりました」

医師・理学療法士が通う理由も納得

「同業の医師や理学療法士が、ここに通っていると聞いて驚きました。でも今はよく分かります。身体の構造に詳しい人ほど、BDC PILATESの指導の質や安全性に納得するんだと思います」

「私は膝を痛めた経験があるのですが、リハビリで言われた“弱い筋肉を鍛える”“左右差を整える”という点でも、ピラティスは本当に効果的だと感じています。むしろ、正しく指導できるインストラクターがいるからこそ、安心して身体を任せられる」

忙しい人にこそ、BDC PILATESをすすめたい

「55分という時間が、ちょうどいいんです。運動後でも化粧を直さずにそのまま出勤できるし、朝の時間を有効に使える。現代の忙しい女性には、本当に理想的な運動だと思います」

「しかも、ただ動くだけではなく、終わったあとの“整った感”がある。たとえ疲れていても、クラスの後にはすっきりしてエネルギーが湧いてくる。仕事にも集中できるようになります」

最後に:最初の10回を乗り越えると、体も心も変わる

「最初の数回は、私がそうだったように、きっと“これでいいのかな?”“これに何の意味があるのかな?”と思うかもしれません。でも10回続ければ、必ず“これか!”という感覚が訪れます。そこからが、本当のスタートです」

「自分の体に意識を向ける時間を持つことは、精神的にもとても大切。考えすぎてしまう日常から一歩離れて、ただ自分の呼吸と身体に集中する時間があること。それが今の私にとってのピラティスです」

編集後記

医師としての知性と、生活者としての実感をもってBDC PILATESを語ってくださったNarikoさんの言葉には、多くの共感と信頼のヒントが詰まっていました。

BDC PILATESは、正しい身体の使い方を学び、自分の身体と深く向き合う場です。そして、忙しく過ごす日常の中で、“自分を整える贅沢な時間”をもたらしてくれる場所でもあります。

—— まずは最初の10回を、ぜひ体験してみてください。見たことのない世界がひろがっているかもしれません!