ニューヨークよりピラティス便り27 | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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ニューヨークよりピラティス便り27

2024.06.10

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

BDC PILATESアドバイザーのHasegawaです。

爽やかな風が吹くマンハッタンの川沿いの公園。

トライベッカのとても静かなエリアで、私のマンハッタンのお気に入りスポットの一つです。

こちらハドソン・リバー公園は、バッテリーパークのあるロワーマンハッタンからWest 59丁目まで続いていて、対岸にはニュージャージー州が見渡せます。

この辺りは、マンハッタンの中でも特にお洒落な高級住宅街。

世界中の若いセレブ層から大人気の街です。

最寄りの駅は、ワールドトレードセンターから一つ北のCanal Streetキャナルストリート駅、または、Franklynフランクリン駅。

トライベッカの語源は、Triangle Below Canal Street、キャナルストリートの南の三角形になっているエリアという意味です。

このエリアが綺麗になり、富裕層が住む様になったのは、1980年代頃からで、それまでは、工場地帯だったそうです。

新しいカフェ、レストラン、ブティックなどが年々増えており、新しいビルと古いビルが混在する街並み。

元々は倉庫や工場だったビルを住居用に改装しているアパートメントの合間を縫って、新しい高層コンドミニアムがあります。

トライベッカで、空を見上げると、真っ先に目につくのが、Leonard Streetにある、”ジェンガ・タワー”と呼ばれる57階建ての高層ビル。
(ジェンガとは、イギリス製のゲームで、組み立てられた細長いブロックを崩れるまで、一本一本引き抜いていく遊び。)

高さ250メートルの超高級コンドミニアムが145世帯入るレジデンシービルです。

それからトライベッカには、こんな観光名所もあります。

道で立ち止まり、写真を撮っている人がいたので、近づいてみると…そこは消防署でした。

North Moore StreetにあるFDNY Ladder 8と呼ばれる消防署は、映画 “ゴーストバスターズ2”の撮影で使われた事で有名になったようです。

そんなトライベッカにあるピラティススタジオ、エリカ・ブルーム・ウェルネスに、先月私は、ピラティスの教師資格コースの講義を教えに行っていました。

エリカ・ブルーム・ウェルネスは、現在のトライベッカに移る以前は、アッパーイーストサイドの60丁目の5番街の近くにあり、パンデミック後に、トライベッカに移転しました。

今回は、そのアッパー・イースト・サイドのスタジオでのお話をしたいと思います。

私はその頃、某映画女優の方のプライベートレッスンをさせて頂いていました。

この方は、1990年代にピラティスというメソッドを世に広めたNYのセレブのお一人で、長年ピラティスのプライベートレッスンを受けられています。

ある時、リフォーマーでエクササイズをしていた時のこと…

“じゃ、次はChest Expansionチェスト・エクスパンションをしましょう。”

と私が何気なく言うと、すぐに“OK”と。

私がポジションの説明をする前に、リフォーマーの上で向きを変えて、ひざまずくポジションになられたのです。

通常、NYのプライベートのピラティスレッスンでは、エクササイズの名前をその都度言ったりしませんので

彼女が”チェスト・エクスパンション”という名をご存知な事に驚きました。

また、それだけでなく、他のピラティスのレパートリーも全て正しいポジションと動きでマスターされていました。

そんな彼女だからこそ、スタイルが素晴らしいのは言うまでもなく、長年トレーニングされているのが分かる、とても高い身体能力でした。

ニューヨークでレッスンを教えていると、

“私20年以上、ピラティスをやっているの。”

と、美しいBODYを保つ為の日常的なワークアウトとしてピラティスを継続している女性たちによく出会います。

そういった方々は、もちろん日頃からお洒落で素敵なアウトフィットを着こなされているのですが、外見だけでなく、ピラティスを継続し、ご自身の心と身体の健康に自己投資している、と言った意識が強いように感じます。

私もそんな素敵な女性たちに、インスパイアされる毎日です。

ところで、気になった方もいらっしゃるかと思いますので、ご紹介しますが、こちらのエクササイズが、”Chest Expansionチェスト・エクスパンション”です。

リフォーマーの上でひざまずき、両手にストラップを持ち、後ろに引いて…頭を右、それから左と動かしてから、元に戻ります。

BDC-Pilates会員の皆様は、きっと“あっ!これ、私も知っている!”

と思われた方も多いのではないでしょうか。

 

それでは、また、次回に。

Have a nice day!

 

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