Aさん(通歴10年)/Bさん(通歴8年)/Cさん(通歴3〜4年)/Dさん(通歴4年以上)/Eさん(通歴2年)
2026年5月に10周年を迎えたBDC PILATES。この度、表参道スタジオで行われているバークラス(Barre)に集う、会員の5名の皆様にお話を伺いました。BDC PILATESと出会ったきっかけ、体の変化、そしてこのスタジオへの思いを、ざっくばらんに語り合っていただきました。
*BDC PILATESのBARRE」クラスとは…
“Barre(バー)”というのは、バレエのバーを指します。ただバレエのバーと言っても、エクササイズの内容はバレエやダンスではありません。Barreクラスでは、リフォーマーを使ったコアトレーニングのあと、クラス後半に、バレエバーを利用して立位の状態でのエクササイズを行います。重力がかかった中で動く分、運動量も増え、呼吸もより深くテンポ良く、コアを鍛えながら有酸素運動にもなるクラスです。難易度:中級。

― いつもご利用いただき、ありがとうございます。スタジオで楽しそうにお話をされる皆さんの姿を拝見して、ぜひお話を伺わせていただきたいと思いました。本日はよろしくお願いいたします。
まず最初に、どのようにBDC PILATESを知ってくださったのか、教えていただけますか。
Aさん「私は実はテレビでした。2016年くらいだったと思うのですが、お笑いの人がBDCでマシンピラティスに挑戦する番組に出ていて。それまでマットのピラティスしかやったことがなくて、マシンにすごい興味があったんですよ。芸人さんたちがバランス取るのも難しそうだな、面白いなって見てました。それで体験しに来たのがきっかけです」
Bさん「私は8年くらい前から。ニューヨークに住んでいたのですが、向こうでもピラティスをやっていたんです。帰国して東京に拠点を移して、先生との相性で決めたかったので、色々なところを検索して回りました。BDCに来てわかったのは、私の今までのリフォーマーのやり方が雑だったということ。細かいディテールまで教えてくれるから、最初は言葉もわからなくて戸惑ったりもしましが、体が変わるのが感じられて。それでずっとここです」
Cさん「きっかけはお医者さんです。最初にピラティスを広めたのは医師の方たちで、科学的にも生理学的にもいい運動だっていう話を聞いて興味を持ちました。実は先に別のスタジオを体験したんですが、そこの先生が……ちょっと独特で(笑)。私には合わなくて、ピラティスは私に合わないのかもな、と思ってしまったりもしました。ただ、BDCを知って体験に行ったら、全然違う!安心して自分の身体が伸びる可能性を感じられると実感しました。最初の数年は、疲れて伸ばしに来る場所と思っていたのですが、このバークラスを知ってから、『筋肉痛がいいじゃないか。終わった後1週間持つじゃないか』って、この世界にどっぷりですね」
Dさん「私はコロナ禍がきっかけです。仕事が在宅になって、もともと運動してなかったから怠惰の極みで。体重は増えるし体は動かなくなるしで、オンラインヨガを始めたんですが、ある程度上達したら、その後は全然うまくならなくて。ちゃんとやるならオフラインだと思って調べたら、ピラティス、それもマシンがいいと。BDCは日本で最初にマシンピラティスをやっていて、プロのダンサーのためにやっているクラスもある、ちゃんとしていそうなところということで選びました。」
Eさん「私は2年ほど前ですね。二子玉川がオープンした頃から通ってます。二子玉川では月3回、でもこうして定期的に他のロケーションで面白そうなクラスや特別レッスンがあると、追加で通っています。」
― 実際に、お身体には変化がありましたか?それはどんな変化でしたか?
Aさん「あります、あります。まず階段が楽になりました。疲れにくくなったし、歩くのも苦じゃない。あと大きいのは、前はしゃがめなかったんですよ。背中も股関節も硬くて、膝の皿がずれる癖があるから、しゃがむのが怖くて。始めてからしゃがめるようになって。それから五十肩も。こう腕を上げられなかったのですが、こうやってできるようになりました」
Bさん「私はお腹ですね。座っていても疲れてくると、こう、崩れちゃうんですけど、それをちゃんと持ち上げられるインナーマッスルがついてきた。正しい骨盤の位置ってここだよねって分かるようになりました。この筋肉、わかりますよね?」
Dさん「私は帰りの電車で姿勢良くなっちゃいます(笑)。終わった後、体が軽いんですよ。まあ、脚がガクガクして階段を降りたくない日もありますけど(悪)、ガクガクしながらも身体は軽くなります。」
Cさん「呼吸も教えてくださるから、酸素が入って身体の中が循環されてるのかなって思います。このバークラスは月曜日ですけど、だんだん木曜・金曜になると体が硬くなってくるのを感じ始めて、また来て伸ばしてもらう。そして終わったあとがすっきりしてて、筋肉を使った感があるのがまた嬉しい。やった感があります」
Eさん「私はもともとジムでパーソナルをずっとやっていたんです。国体の選手を教えているような先生に。持久力とか反発力はすごくつくんですけど、内側からじわじわするようなものがどんどん落ちていく。テニスしても今までと同じに動けなくて、反発力を鍛える問題じゃないんだなと気づきました。それに、トレーニングって回数とか根性論になって、角度を間違えると痛みが出る。運動すればするほど筋肉は柔らかくなるはずなのに、そう伝わらないトレーナーが多かった。だから伸ばしてもらいながら、コアを鍛えられるここに来ました。それから左右対称じゃないと、仕事のパフォーマンスにも響くので、それを整えられることも大事に思っています」
― このバークラスの、ほかにはない魅力とは何でしょうか?
Bさん「このクラスのコンビネーションがすごいんです。言い方を悪くすればきついんですけど、ポジティブなきつさ。他のスタジオの普通のリフォーマークラスには、こういう構成ってないですよね」
Aさん「このクラスのきつさって、他とは種類が違うんですよね。きついんですけど、やった後に頑張ったなって思える。先生がリズム感でみんなをまとめてくれるというのもありますし、フローと流れと程よいきつさがあって、気がついたら鍛えられてるっていう」
Cさん「バークラスって、それだけだと20分、25分でギリギリです。やはり自重の中でのトレーニングってきついので、時計を見ちゃうじゃないですか、しんどいと。でもこのクラスはバーの前にリフォーマーが入ってるから、すごくお得なんです。2種類あるからこそいい」
Dさん「先生の前だと、サボれないのもいい(笑)。先生が離れると、やっぱりちょっと楽しちゃうんですけど、先生が近くに来るとシュッってやるんです。先生には全部見えてるんですよね。」
Cさん「集中力も高まって、いろんな動きが同時進行でシンクロするのが好きです。頑張ってると脚がガクガクしてきて、生まれたての子鹿になります(笑)」
Aさん「毎週やってるのに、どうしてこんなに痛いんだろうって思うぐらいです(笑)」
Eさん「自重トレーニングだと重力が全部上からかかるから、どっとした疲れになるんですけど、ここのバーの後はそうじゃない。リフォーマーでコアを作ってからやるからだと思います。あとは足を踏む感覚とか。基礎を徹底的にやるリフォーマーの価値、すごくあるんだと思います。体は温まるのに汗をかきすぎず、基礎をできるから身体が持ち上がる。それでバーに移動して自重の中で動くので、全部繋がってくるんです」

―BDC PILATESの 指導について、感じていることは何かありますか?
Eさん「私は前に体験した別のスタジオのインストラクターさんが合わなかったこともあり、自分が信頼できる先生を探すのって本当に大事だなと思っています。最近は過剰広告も多いですし。このスタジオはそういうところがなくて、ちゃんとやってる感が心地いいです」
Bさん「先生が一人ひとり見てくださるのが大きいです。動きとか形とかに説明が入るから、聞きながらその通りに動いてみると自分の体の動きがより深く感じられる。単なる流れ作業になっていないって思います。BDCはインストラクターの育成や採用も厳しいって聞きました」
Aさん「同じ体でも日によって違うし、左右も違う。それを見る力を先生に持ってもらいたいって、スタジオ側が言っていたのが印象的でした」
Dさん「先ほども言いましたが、ここでレッスンを受けていると、複数人でやっていてもバレないなんてことないです。先生の頭の後ろにも目がついているんじゃないかと思うぐらい(笑)。見逃してもらえない。それくらいきちんと一人一人を見てくれているんですよね」
Cさん「スタジオによっても先生は違うと思うのですが、皆さん勉強されているんだろうなって感じます。何か聞くと必ず回答してくれるし」

― レッスン以外の、コミュニティとしての魅力は?
Eさん「月曜のクラスは大体会う人が決まってきましたね。以前は挨拶だけの関係で、名前を聞きたいけど聞いていいのか迷っていて。でも最近、帰りに思い切って『名前聞いてもいい?』って。実はそこからです(笑)」
Dさん「マスク時代は本当に大変でしたよね。パーテーション置いて、マスク絶対で。先生のこともマスクでしか見てなくて。でも今はここでこのメンバーに会えるとホッとします(笑)」
Eさん「月に何回かしか会わない人に『生きてた?』『どうしてた?』って心配してもらえるのが嬉しいです。話すのは気分転換とか体の不調とか加齢とか、他愛のないことですけど。言うと必ず誰かが返してくれるから孤立しないですよね」
Bさん「レッスン開始の時間になってもずっと喋っていて、先生から『始めますよ!』って3回言われないと始まらない(笑)」
Dさん「アプリができてからは、自分の受講回数も見られるし、いろんなスタジオでやっている特別レッスンに気づけるようになったのが大きいです。スタジオの掲示板を見ないとわからないってことがなくなりました。たくさん企画をやってくださっているので、積極的に参加したいと思っています」
― 最後に、私たちBDC PILATESの今後への期待をぜひ教えてください。
Bさん「アドバンスのクラスをもう少し増やしてほしいです。どんどんレベルアップしていければと思うので」
Eさん「わたしもです。アドバンスクラスを増やして欲しいです。あとバークラスも増やして欲しいです」
Cさん「私は逆に、基礎に返るリフォーマーが意外と勉強になるって最近わかって。久しぶりに受けると『あれ、リフォーマークラスってこんなにきつかったっけ?』って(笑)。ゆっくりだとごまかしがきかないから、サボれないんですよね。混ぜながら受けようって思います」
Dさん「レベルが上がってもついていきたい、チャレンジしたい。だから特別レッスンとか定期的に開催されているワークショップにすごい興味があります。ただ、知らないものは予約できないから(笑)、情報はもっと拾いやすくしていただけると嬉しいです」
Aさん「私の希望はシンプル。バーの枠を3倍にしてほしい(笑)。10周年おめでとうございます。体もマインドも健やかにしてもらっているので、これからもここです」
―ディレクターより 皆様のお話を伺ってー
今回、長く通ってくださっている5名の皆様のお話を伺いながら、BDC PILATESが10年間大切にしてきたことを、改めて会員の皆様から教えていただいたように感じました。
身体は一人ひとり違い、同じ人でも、その日の状態によって違います。だからこそ、私たちは決められたエクササイズをただ行うのではなく、その方の身体をよく見て、必要なことを考え、丁寧に伝えることを大切にしてきました。
今回、「細かいところまで見てもらえる」「流れ作業ではない」「身体の左右差に気づけるようになった」というお話を伺い、その積み重ねが皆様の身体の変化につながっていることを、とても嬉しく思いました。
そして、もう一つ印象的だったのが、レッスンそのものだけでなく、「ここに来るとホッとする」「会える人がいる」と話してくださったことです。
ピラティスを始める理由はそれぞれでも、続けていくうちに、身体が変わり、自分の身体への理解が深まり、ここに来ること自体が日常の一部になっていく。そんな場所にBDC PILATESがなれているとしたら、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。
10周年は、私たちにとってゴールではなく、ひとつの通過点です。
これからも、流行や新しさだけを追うのではなく、一人ひとりの身体ときちんと向き合い、「続けてきてよかった」と思っていただけるレッスンを積み重ねていきたいと思います。
そしてもちろん、皆様からいただいた「アドバンスクラスを増やしてほしい」「バークラスを3倍に」というお声にも、しっかり耳を傾けていきます。
長く通ってくださっている皆様、そしてBDC PILATESに関わってくださっているすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
BDC PILATES
ディレクター 樋口


