ニューヨークよりピラティス便り31 | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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ニューヨークよりピラティス便り31

2024.10.11

こんにちは!

BDC PILATESアドバイザーのHasegawaです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、まだ暑さが残るある週末、マンハッタンの西南端にあるBattery Park City(バッテリーパークシティ)で行われた屋外ダンスのイベントを観に行ってきました。

2週間に渡って催されたこのイベントはBattery Dance Festival(バッテリーダンスフェスティバル)といって、ダウンタウンにあるコンテンポラリーダンスカンパニーのディレクターの方が毎年主催されています。

アメリカ各地から、そして海外からも選りすぐりのダンスカンパニーが参加しています

芝生の上に座って見るとてもリラックスした雰囲気の会場。
一部の招待者席は椅子がありましたが、私達はビーチタオル持参で、ピクニック気分で芝生の上に座り、鑑賞しました。

この日のプログラムは、世界各国の民族舞踊を集めた演目で、上の写真はビール瓶を頭の上に乗せて踊るポルトガルのダンス。

下は、中国の京劇を元に作られた男性のソロ。
台湾人の方が主催するNai-ni Chen Dance(コンテンポラリーダンス)カンパニーの作品でした。

午後7時から始まり、港を背景にだんだんと周りが暗くなっていきます。
観客は、観光客というよりは、どちらかというとダンスが好きなニューヨーカー達が多かった気がします。

このイベントは、本来はコンテンポラリーダンスのフェスティバルなのですが、この日のプログラムは、世界各国の民族舞踊で、ダンス関係以外の一般の観客も気軽に楽しめる演目でした。

イベントが終わった頃には、すっかり暗くなり、帰り際、歩きながら港の夜景を楽しみました。

ニューヨークはこのように、ダンス、音楽、演劇、様々なエンターテイメントが盛んな街。

暖かい季節には、屋外でも沢山のイベントが開催されています。

エンタメだけでなく、多くの人が世界中からトップを目指して集まる街、ニューヨーク。

ここに住んでいると、間違いなくエキサイティングな毎日を送ることができます。

でも、それと同時に、過酷な競争が繰り広げられている場所。
たとえ、どんな業種のキャリアでも、競争の渦の中に巻き込まれてしまうと…あっという間に自分のエネルギーは枯渇してしまいます。

NYでピラティスを教えていると、日々の仕事や生活のストレスを抱えてやってくる生徒さんも多く、バリバリ仕事をしている方、専業主婦の方など、シチュエーションは様々ですが、キャピタルシティ特有のストレスをお持ちのことが多いですね。

それは、大都会である東京も同じかもしれません。

そんな都会の人達にとって、ピラティスのセッションで、自分の身体に向き合い、呼吸と共に身体を動かす…骨盤・背骨をニュートラルに戻すことで、マインド(心)もニュートラルになるのではないか、と私は最近感じています。

自分の身体に100%集中する…慣れないとなかなか難しいかもしれませんが、

最小限の基礎的な動きから、ゆっくりとコントロールしながら動いていく。

そして動いている時に、

“今…自分の身体はどう感じているか、無理をしていないか、気持ちよく動けているか?”

と静かな心で、身体の声を聞いてみる。

そうすることで、自分の身体に集中し、心も身体もリラックスしながらさらに動いていく…

この方法が理想的なピラティスのあり方であると私は思います。

ピラティスを行い、筋力が付き、体脂肪率が減る!といったことも、もちろん大きな成果ですが、プラスアルファの効果が、ピラティスでニュートラルな身体と心を維持することかもしれません。

身体の歪みをとり、骨盤・背骨といった身体の中心ラインを真っ直ぐにする、そうすることで、結果心も整う。

これが、NYで競争の渦に流されずに自分を保つための秘訣の一つかもしれません。

同じように、東京の皆様にも、BDC PILATESのレッスンで身体も心もすっきりニュートラルになり、心地よい充実した毎日を送っていただけたらと願っております。

それでは、また、次回に。

Have a nice week!

 

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