皆様こんにちは!
暖かくなってきましたね。
春になると、入学式や入社式など、ヒールを履く機会が増えるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回のテーマは足首安定の重要性についてです!!
二足歩行である私たち人間にとって、足首はとても重要な役割を担っています。
お客様の中には
過去にスポーツをしていて挫いてしまった方、
ヒールを履いて捻ってしまったなど、
過去に足首の捻挫を経験されている方が多くいらっしゃいます。
程度によっては、靱帯を損傷して、骨にまでダメージが及ぶこともあります。
また、しっかり治らないまま放置してしまうと、何度も捻挫を繰り返してしまう「捻挫ぐせ」がつきやすくなってしまいます。
「たかが捻挫だし…」と、過去の既往歴として認識せず、忘れてしまう方もいらっしゃいますが、
実は「捻挫」した足を長期間かばって過ごした結果、膝や股関節、腰にまで影響がかかっている場合も多くあります。
捻挫を経験されている方はもちろん、
経験されたことのない方も、
予防のために、ふくらはぎやすねなど、足首周りの筋肉をしっかり鍛えることが重要です!
特に『背屈』という足首を反らせる動きが苦手な方が多く見られます。
この動きに制限がかかると、足首の安定性は低下してしまいます。
日頃からしっかり、足首の可動域を広げるようなストレッチや運動をしていきましょう!
ここで、マシンピラティスのレッスンでよく行っている、足首周りを鍛えるエクササイズと、そのポイントをご紹介します!
【ポイント/フレックス】
ふくらはぎとすねの筋肉をストレッチしながら鍛えていくエクササイズです!
<ポイント>
バーに指の付け根全体を当てたまま、かかとを上げ下げするように意識しましょう。
<注意点>
特に足を捻挫しやすい方は、下の画像のように小指側に重心が落ちやすくなる方が多いので注意しましょう!
内ももを意識し、親指から小指の付け根まで、均等にバーを押せるようになると、足首が安定し、腹部などのインナーマッスルにも効いてきますよ!
足首をまっすぐ上げ下げできるようになるのが目標です!
【お家で出来るトレーニング】
先程ご紹介したエクササイズに似たような動きを、ご自宅でも、自重で行うことができます!
※必ず壁や、台の端などに掴まり、安全に行うようにしましょう!
床の上でやる場合は、かかとを下ろしすぎず、気持ちいいなと思うところまでで止めて、繰り返し上げ下げをしていきましょう。
先程同様、小指側に重心が乗らないよう、内ももを意識し、5本の指の付け根全体で、均等に床を押せるように意識しましょう!
無理のない範囲でぜひチャレンジしてみてくださいね!
【ふくらはぎのストレッチ】
続いてご自宅でも出来るふくらはぎのストレッチをご紹介します!
ふくらはぎが硬くなっていると、足首の可動が悪くなるので、1日の終わりにはしっかりストレッチを行いましょう。
片方の足裏にタオルを引っ掛けて両手でタオルの端を持ちます。
片足を天井方向に伸ばしていきます。
ポイントはお尻を床にぺったりとつけることです!
足首は折り曲げ(背屈)、お尻とかかとの距離を離すように意識すると、さらにストレッチがかかります。
タオルだけで簡単に出来るので寝る前などぜひやってみてください!
お家でのストレッチやトレーニングを組み合わせながら、マシンピラティスを継続することで、怪我をしにくい、健康的なお身体を目指しましょう!!
スタジオでお待ちしています。