関節の可動域を広げるためには? | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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関節の可動域を広げるためには?

2025.05.17

皆さまこんにちは!

新年度の慌ただしさも落ち着き、ようやく春風が肌に心地良い季節になりましたね。

 

さて、日常生活で「身体が硬いなぁ」と感じたことはありませんか?

実際に、スタジオに来られるお客様からも「身体が硬くて…」というお悩みをよくお聞きします。

それには、関節の可動域が関係しています!

 

今回は、関節の可動域についてお話しようと思います!

 

<関節の可動域とは?>

 

関節の可動域(ROM:Range of Motion)とは、本来関節を動かせる範囲のこと。

例えば、腕を上げられる角度、脚を開くことのできる幅、首を回せる角度などがそれにあたります。

 

 

<なぜ、関節の可動域は大事なのか?>

 

関節の可動域が広いと、次のようなメリットがあります。

 

◎ケガをしにくくなる

 筋肉や腱にかかる負担が減り、体がスムーズに動きます。

 

◎姿勢がよくなる

 可動域が広がることで、骨格が本来の位置に戻りやすくなります。

 

◎疲れにくくなる

 関節が正しく動くと、余計な力を使わずに済むからです。

 

◎日常動作がラクになる

 しゃがむ・立ち上がる・荷物を持ち上げるなど…すべてがスムーズになります。

 

<可動域が狭くなる原因とは?>

 

以下のような習慣により、筋肉や筋膜が固まると、可動域を狭めてしまう要因になります。

 

〇長時間同じ姿勢(デスクワークやスマホ)

 

〇運動不足

 

〇加齢(関節や筋肉が硬くなる)

 

〇偏った身体の使い方(片側だけに負荷をかけるなど)

 

 

<ご自身の関節の可動域をチェックしてみましょう!>

 

簡単にできるセルフチェックをひとつご紹介します。

 

「前屈チェック」

 

脚を揃えて立ち、ゆっくり上半身を前に倒してみましょう。

 

手の指先が床につきますか?

 

床につかない、背中が張っている場合は、可動域が狭くなっているサインかも。

 

<可動域を広げるには?>

 

可動域を広げるには、次のようなアプローチが効果的です。

 

◎ストレッチ

 

ゆっくりと筋肉を伸ばすことで、柔軟性が高まり、関節が動きやすくなります。

BDC PILATESのYouTubeに様々なストレッチ動画をアップしているので、是非お家でやってみてください!

 

◎マシンピラティス

 

マシンピラティスでは、お身体をマシンがサポートしてくれるため、自重でのトレーニングでは肩や腰に負担がかかり、正しく、最大限動かすことの難しい、脚や腕などの関節も、しっかりと最大限動かすことができます!

また、無理のない負荷を用い、日頃使いすぎている筋肉の反対の筋肉を意識的に使うことで、縮まった筋肉をしっかりと伸ばすことができ、本来持っている関節の可動域を少しずつ取り戻すことができます。

 

関節の可動域を広げるためには、継続がカギです!

一度の変化に期待せず、毎日少しずつの積み重ねで改善していきましょう。

 

関節の可動域を意識することで、身体はもっと楽に、しなやかに動かせるようになります。

動きの質が変われば、姿勢改善や疲れやすさの軽減、さらには気分まで前向きになりますよ!

 

身体が硬いと思っている方、ご自身の本来持つ「可動域」にアプローチしてみませんか?

スタジオでお待ちしております!

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