皆さまこんにちは!
新年度の慌ただしさも落ち着き、ようやく春風が肌に心地良い季節になりましたね。
さて、日常生活で「身体が硬いなぁ」と感じたことはありませんか?
実際に、スタジオに来られるお客様からも「身体が硬くて…」というお悩みをよくお聞きします。
それには、関節の可動域が関係しています!
今回は、関節の可動域についてお話しようと思います!
<関節の可動域とは?>
関節の可動域(ROM:Range of Motion)とは、本来関節を動かせる範囲のこと。
例えば、腕を上げられる角度、脚を開くことのできる幅、首を回せる角度などがそれにあたります。
<なぜ、関節の可動域は大事なのか?>
関節の可動域が広いと、次のようなメリットがあります。
◎ケガをしにくくなる
筋肉や腱にかかる負担が減り、体がスムーズに動きます。
◎姿勢がよくなる
可動域が広がることで、骨格が本来の位置に戻りやすくなります。
◎疲れにくくなる
関節が正しく動くと、余計な力を使わずに済むからです。
◎日常動作がラクになる
しゃがむ・立ち上がる・荷物を持ち上げるなど…すべてがスムーズになります。
<可動域が狭くなる原因とは?>
以下のような習慣により、筋肉や筋膜が固まると、可動域を狭めてしまう要因になります。
〇長時間同じ姿勢(デスクワークやスマホ)
〇運動不足
〇加齢(関節や筋肉が硬くなる)
〇偏った身体の使い方(片側だけに負荷をかけるなど)
<ご自身の関節の可動域をチェックしてみましょう!>
簡単にできるセルフチェックをひとつご紹介します。
「前屈チェック」
脚を揃えて立ち、ゆっくり上半身を前に倒してみましょう。
手の指先が床につきますか?
床につかない、背中が張っている場合は、可動域が狭くなっているサインかも。
<可動域を広げるには?>
可動域を広げるには、次のようなアプローチが効果的です。
◎ストレッチ
ゆっくりと筋肉を伸ばすことで、柔軟性が高まり、関節が動きやすくなります。
BDC PILATESのYouTubeに様々なストレッチ動画をアップしているので、是非お家でやってみてください!
◎マシンピラティス
マシンピラティスでは、お身体をマシンがサポートしてくれるため、自重でのトレーニングでは肩や腰に負担がかかり、正しく、最大限動かすことの難しい、脚や腕などの関節も、しっかりと最大限動かすことができます!
また、無理のない負荷を用い、日頃使いすぎている筋肉の反対の筋肉を意識的に使うことで、縮まった筋肉をしっかりと伸ばすことができ、本来持っている関節の可動域を少しずつ取り戻すことができます。
関節の可動域を広げるためには、継続がカギです!
一度の変化に期待せず、毎日少しずつの積み重ねで改善していきましょう。
関節の可動域を意識することで、身体はもっと楽に、しなやかに動かせるようになります。
動きの質が変われば、姿勢改善や疲れやすさの軽減、さらには気分まで前向きになりますよ!
身体が硬いと思っている方、ご自身の本来持つ「可動域」にアプローチしてみませんか?
スタジオでお待ちしております!