こんにちは。
BDC PILATESディレクターのHiguchiです。
ピラティスには、大きく分けて「クラシカルピラティス」と「コンテンポラリーピラティス」という2つの流れがあります。

日本ではこの違いがあまり意識されていませんが、本場アメリカ、特にニューヨークでは、この2つは明確に区別されています。
まずは、それぞれの特徴を簡単にご説明します。
◎クラシカルピラティス(Classical Pilates)
ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスのメソッドを、できるだけ忠実に再現・継承するスタイルです。
主な特徴としては、
◇構成(オーダー)を重視
◇ エクササイズの形(フォーム)を正確に再現する
◇ 伝統的な指導法を守る
◇ 全身をバランスよく鍛える体系化されたプログラム
言い換えると「完成されたメソッドを、変えずに行う」スタイルです。
◎コンテンポラリーピラティス(Contemporary Pilates)
一方でコンテンポラリーピラティスは、現代の医学・運動学・リハビリテーションの知見を取り入れながら進化してきたスタイルです。
主な特徴:
◇ 解剖学・運動力学に基づいた指導
◇ 個々の身体に合わせて内容を調整
◇ エクササイズの目的を重視(形にとらわれすぎない)
◇ 新しいアプローチやツールも取り入れる
言い換えると「身体に合わせてメソッドを進化させる」スタイルです。

2つの違いをシンプルに比較すると、
クラシカル
<ベース> 伝統の継承
<プログラム> 固定されている
<重視するもの> 正確な再現 個別最適
<指導の軸 > メソッド中心
コンテンポラリー
<ベース> 現代科学との融合
<プログラム> 柔軟に変化する
<重視するもの> 個別最適
<指導の軸 > 人の身体中心
*クラシカルは身体について考えずに行っているというわけではなく、あくまでも決められた動きを繰り返していく中で、自然と身体がそれに合うように、良い方向に向かっていくという考え方です。
【BDC PILATESのスタイル・立ち位置】
では、この二つのスタイルの中で、BDC PILATESはどういう位置にあるのか?
それは
「理学療法的アプローチを用いたコンテンポラリーピラティス」
という言葉で表現できるかと思います。
ただし、単に「コンテンポラリー “現代的”」というだけではありません。
私たちが重視しているのは、理学療法(フィジカルセラピー)の考え方をベースにすることです。
【なぜ理学療法の視点が必要なのか?】
人の身体は一人ひとり異なります。
◇ 姿勢のクセ
◇ 筋力のバランス
◇ 過去の怪我や不調
◇ 日常生活の動き方
これらが違うにも関わらず、同じエクササイズを同じ形で行うことが、必ずしも最適とは限らないと私たちは考えています。

【BDC PILATESのアプローチ】
BDC PILATESでは、
◇ その人の身体を「観る」
◇ 何が必要かを判断する
◇ 目的に応じてエクササイズを選ぶ・変える
というプロセスを重視しています。
つまり、 メニューありきではなく、人ありきです。
【同じクラスでも内容が変わる理由】
BDC PILATESのグループレッスンでは、同じクラス名であっても、
◇ 参加者の身体状態
◇ その日のコンディション
◇ 参加者からのリクエスト
によって、内容が毎回変わります。
「全く同じメニューはありません」と言うのは、
一人ひとりに対して一貫して最適化している結果です。
私たちが全てのクラス(グループレッスンでもプライベートレッスンでも)で目的としていること。
それは「スタジオに来た時より、よりニュートラルに近い身体の状態で帰っていただくこと。」
ニュートラルの身体の状態とは、足元から正しいアライメント(配列)で身体が積み上がっていることを言います。
身体がニュートラルな状態であれば、多くの身体の痛みやお悩みが改善されると私たちは考えています。
だからレッスン前よりも、レッスン後の方が、少しでもニュートラルな身体の状態になること。
それがBDC PILATESの全てのクラスの目標です。

最後に、クラシカルピラティスは、完成された美しいメソッドです。
一方でコンテンポラリーピラティスは、身体に合わせて進化し続けるアプローチです。
BDC PILATESが大切にしているのは、
「正しいと呼ばれる動きをすること」ではなく、
「その人にとって正しく動くこと」
です。
そのために、私たちは理学療法の視点を取り入れながら、長期的に身体を変えるピラティスを提供しています。
ぜひスタジオでご実感ください。


