こんにちは♪

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

BDC PILATESアドバイザーのHasegawaです。

爽やかな高い空と穏やかな空気を感じるNYの秋。

私が初めてNYを訪れたのは秋でした。

どこに行くにも気持ちの良い気候。

滞在中は、朝から、バレエ、タップ、ジャズダンスなどのレッスン、夕方からは、Broadwayの劇場やメトロポリタンオペラハウスに観劇に行ったのを思い出します。

空港からホテルに向かう途中、Broadwayの劇場街をタクシーで通った時の感動と興奮は今でも忘れられません。

まさか、将来アメリカに永住するとは、その時は夢にも思っていませんでした。

NYに移住してからの私は、NYUのダンス学科に入ったこともあり、今まで私が知らなかったダンススタイルを学ぶために、コンテンポラリーダンスの公演を観に行くことが多くなりました。

NYでは、リンカーンセンターやNYシティセンター、BAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)といった大きな劇場で開催される世界的に有名なダンスカンパニーの公演から、Black Box Theaterと呼ばれる小劇場での公演まで、毎月様々なダンスの公演が開催されています。

そんな中でも、私がコンテンポラリーダンスを観るため、頻繁に訪れるのはJoyce Theater（ジョイスシアター）です。

ブロードウェイの劇場街からは、少し離れたマンハッタン西の１９丁目、チェルシー地区にあります。

ジョイス・シアターは、元は映画館だった建物を改築し、モダン・コンテンポラリーダンスの公演を主に行うProscenium（プロセニアムシアター）としてオープンしたのが、１９８２年だそうです。

(※プロセニアム：舞台の間口の部分、客席との間がアーチ状の装飾になっており、ステージ全体を覆う幕が前面にあるトラディショナルな劇場の作りのこと。)

客席数は４７２席、NYでは珍しいサイズの中規模の劇場です。

この日観たのは、ABTのプリンシパル、Calvin Royal III（カルバン・ロイヤル氏）が企画・制作をした、バレエ界のトップダンサーたちによるコンテンポラリーダンスの公演でした。

私がピラティスを教えているペリダンスの生徒さんが出演されるので観に来ていました。

ソロとデュエットの作品が多かったのですが、出演者のほとんどがABT(アメリカンバレエシアター)のプリンシパルやパリオペラ座のエトワールと言った錚々たるメンバー。

世界で一番バレエのテクニックがあるダンサー達によるコンテンポラリーダンス…本当にどの演目も見応えがあり、心が震える瞬間！の連続でした。

私を公演に招待してくれた生徒さんも素敵なパフォーマンスを見せてくれました。

私が観た日は最終日の夜公演だったのですが、彼はこの公演の翌日にはダンススタジオでクラスを受けていました。

ダンスのプロの世界では当たり前のことなのですが、やはり日頃のこの地道なトレーニングがあってこそ、舞台での活躍があるなぁと思わずにはいられませんでした。