ピラティスで背が伸びる!?エロンゲーション! | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

-

Blog

ピラティスで背が伸びる!?エロンゲーション!

2024.05.09

皆さまこんにちは!

寒暖差の激しい時期、腰が痛くなったり、肩がガチガチに凝っていたりしないでしょうか?

そんな時こそピラティスです!

 

人間は二足歩行のため、一番重い頭蓋骨を背骨で支え、日常生活を送っています。

その重い頭が前に位置したり、そのことで背骨が過剰に反ったり丸まったりすると、

背骨間の空間が潰れたり、S字カーブが崩れたりして、結果背が縮むことがあります。

近頃は、姿勢改善のためにピラティスを始めたというお声もよく聞かれます。

では、なぜピラティスで姿勢が良く、そして背が伸びる?!ことがあるのでしょうか。

その一つに【エロンゲーション】という動きがあります!

 

⚫︎【エロンゲーション】とは?

伸長という意味があり、伸びることを意味しています。

背骨同士に空間を作るように、頭のてっぺんから足先までを引っ張るように動くことを

ピラティスではエロンゲーションと言い、

この意識で身体を動かすことで、背骨が動かしやすくなり、本来のS字カーブを取り戻すことができます。

 

⚫︎背骨はどこ?

背骨は、目の後ろあたりから尾てい骨と言われる尻尾の骨までついています。

意外と長いのです!

また、私たちの背骨は1本ではありません。

 

24個の骨がS字カーブを描くように連なって身体を支えているのです。

背骨は身体の柱となっており、身体の姿勢を維持するのも、

しなやかに身体を動かすことができるのも背骨の働きによるものなんです!

 

具体的には

頚椎(首の後ろの骨)→ 7個 

胸椎(胸の後ろの骨)→ 12個  

腰椎(腰の後ろの骨)→ 5個

そして、仙骨と尾骨でできています!

 

日頃から同じ姿勢が多く、運動習慣がなかったり、年齢を重ねたりすると、姿勢が悪くなることがありますよね。

背が縮んだかも!というのも、背骨(椎骨)同士の空間が潰れてしまった、空間が少なくなったということが

原因になっていることも多いです。

背骨同士の空間が狭くなり、潰れると、上体を丸める、反るなどの動きがしづらくなり、

身体の歪み、腰痛や肩こり・首こり・ぽっこりお腹など様々な症状が出始めます。

 

このような姿勢を改善するのに、大事なポイントの一つがエロンゲーションです!!

 

⚫︎︎エロンゲーションのメリットは?

伸びる意識で動くことにより、背骨(椎骨)間に空間ができるため、動きの幅が広がり、姿勢が改善されます。

ピラティスをすることで「背が伸びた!!!」ということがあるのも、このエロンゲーションのおかげとも言えます。

実際には背骨同士の空間が戻り、本来の自分の身長に戻ったということなのです。

インナーを使う感覚が難しいと思われる方もいらっしゃいますが、

その場合もエロンゲーションを常に意識していくことで、

自然とインナーの筋肉が働き、コアの強化、そして太りにくい身体作りにも繋がっていきます。

 

⚫︎レッスンではどう意識すればいい?

レッスン中は「上に伸びる、引き上げる」

「頭頂と足先を引っ張り合う」

「首の後ろを長くするように」など

様々な言葉でお伝えしていきます

 

背骨一つ一つに空気を含むような、空間を作るイメージで動いてみてください。

エロンゲーションを意識するだけで、背骨が滑らかに動くようになり、

結果理想の背骨(S字カーブ)へと近づいていきますよ!

硬くて背骨を上手く動かせないから・・・などと悩まなくて大丈夫です!

エロンゲーションを意識して、根気よくお身体を動かすことで、

どんどん背骨が動かしやすくなり、日常生活でも出来ることが増えていくはずです。

重力に負けず良い姿勢で過ごし、本来の姿勢、身長へと戻してきましょう!!

スタジオでお待ちしています。

 

マシンピラティスで身長が伸びる

ピラティスでよく聞くエロンゲーションって何?