「なんとなく続けるピラティス」ではなく「自分の身体に責任を持つピラティス」へ | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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「なんとなく続けるピラティス」ではなく「自分の身体に責任を持つピラティス」へ

2025.06.01

こんにちは。

BDC PILATES ディレクターの樋口です。

ピラティスは見ていると簡単そうって思う方もいるのではないでしょうか。
ピラティスは動きがシンプルなだけに「ただのエクササイズ」になりやすく、ピラティスで本来得られるメリットを達成できないことも多々。

ピラティスの本来あるべき姿は、身体の使い方を学び、整え、育てていく“知的な身体の訓練”です。

我々は、長きにわたる本物の健康やパフォーマンスを求める会員の皆様に、この本質に触れてほしいと願っています。
だからこそ、私たちは“ピラティスを受ける姿勢”そのものをとても大切にしています。

ここでは、BDC PILATESが大事にしている7つのキーワードをご紹介します。

1. Quality over Quantity ― 量より質。質こそが、すべて。

私たちのレッスンでは、「何回やったか」よりも「どうやったか」を重視します。
正しいフォームで、正しい順序で、正しい意識で動くこと。
10回や100レッスンなど分量ではなく、1回1回を丁寧に行うことが、10倍、100倍の価値を生むと考えています。

 

2. Focus and Concentration ― 静けさの中で、深く集中する

クラスの空間を自分の身体に集中する時間にするために、音楽に合わせてのレッスンや、鏡を見ながらのエクササイズは行いません。
普段私たちは鏡を常に見ながら生活をしていません。
目で見て修正ができても、自分の身体の感覚で修正ができなくては、結局普段の生活には活用できないのです。
自分の身体の内側に集中して向き合う。
「深く効く」のが本来のピラティスなのです。

 

3.  Feedback and Evaluation ―「教わる」ではなく「導かれる」

BDCの講師は、ただ動きを指示するだけではありません。
お一人お一人の姿勢、クセ、呼吸、フォームの変化を細かく観察し、的確なフィードバックをすることを大切にしています。
会員様のお悩みや質問に耳を傾け、それに丁寧にお答えしながら、目的に寄り添ったレッスンを行います。
一方通行のレッスンではなく、“対話のあるレッスン”を大切にしています。

 

 

4. Detail, Detail, Detail ― 細部がすべてを決める

ピラティスでは、骨盤の角度ひとつ、手足の向きひとつで、効果がまったく変わります。
その「少しの違い」にこだわることを惜しみません。
それは、見た目の美しさだけでなく、内側の筋肉にきちんと働きかけるために必要なことなのです。

 

5.  Order of Exercise ―エクササイズの「順番」には意味がある

BDC PILATESのプログラムやレッスンメニューは、ただランダムに動きを並べているわけではありません。
エクササイズの順番には解剖学的な意味と、体が目覚めるための流れがあります。
“整えてから鍛える”この流れを守ることで、より効果的に、より安全に身体を変えていくことができます。

 

6.  Work, not Workout ― 汗をかくより、深く働きかける

激しく動き、汗をかく、いわゆる“運動した感”を求める場所ではなく、深く、内側の筋肉に働きかけることを目的としています。
「動いた疲れ」よりも「整った充実感」を感じていただきたいと思っています。

 

7.  The Self-Scan ― 自分を観察する”内省“の時間

ピラティスの時間は、“自分の身体をスキャンする時間“でもあります。
「今日は腰が硬いな」「呼吸が浅いかも」「右肩に力が入りやすいな」
そんな小さな気づきが、身体の調整力とケア力を育てます。

 

 

「ピラティスは、自分の身体に敬意を払うことから始まる」

BDC PILATESが考える「良いレッスン」とは、ただ身体を動かすだけではなく、意識や姿勢までも根本的に変化させるものです。

だからこそ、私たちは“丁寧に感じること”、“深く観察すること”、“一つ一つに意味を込めること”を大切にしています。

「なんとなく続けるピラティス」ではなく、
「自分の身体に責任を持つピラティス」へ。

ぜひ一度、BDC PILATESでその違いを体感してみてください。

 

<樋口知香 プロフィール>

オープンロードアソシエイツ株式会社 COO
BDC PILATES ・ブロードウェイダンスセンター マネジングディレクター


Photo © Joseph Marcinsky

東京都出身。国際基督教大学で国際経営学を学んだ後、米国スタンフォード大学で教育学の修士号を取得。

卒業後、シリコンバレーにある投資ファンドに勤務の後、2008年から仲間たちと共に日本政府の認可を受けた初めてのインターナショナルハイスクール”UWC ISAK JAPAN”の設立準備に参画。2014年に開校した同校のプロトタイプとなるサマースクールを企画運営。2010年ニューヨークで株式会社朝日ネットの米国法人を設立、副社長に就任し教育機関向けクラウド型システム「manaba」のグローバルマーケティング・営業を担当。

2014年には通算10年に及ぶ米国生活に終止符を打ち帰国、オープンロードアソシエイツ株式会社を立ち上げ、執行役員に就任。現在は同社で、会員2.5万人を擁する老舗ダンススクール「BROADWAY DANCE CENTER」およびマシンピラティス専門スタジオ「BDC PILATES」を運営するとともに、幼い頃から好きだったダンスの公演製作の責任者を務める。

 

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