皆さま、こんにちは!
脚まっすぐ使えていますか?
本日は「ガニ股」についてお話します。
ガニ股のままでいると、どんな影響があるのか、お家でできる改善エクササイズも併せてご紹介したいと思います!
【ガニ股とは?】
両脚を付けて立ったときに、太ももの骨が外側に捻れ、膝やつま先が外に向いてしまう状態のことです。
O脚は膝のお皿が内側に向いているのに対し、ガニ股は外側に向いています。
O脚とガニ股の膝の向きが違う原因は、ただの膝の変形ではなく、太ももの骨(大腿骨)が内側に捻れているか、外側に捻れているかで、股関節周りの筋バランスにも違いがあります。
【どういうことが起こりやすい?】
ガニ股を放置すると、
・内ももなど骨盤を安定するのに必要なインナーの筋肉が使いづらく、骨盤が歪みやすい。
・膝が本来あるべき位置にいないため、筋肉が引っ張られ、膝に痛みが出やすい。
・脚を外に回すお尻の筋肉を常に使ったままにしているため、お尻が硬くなりやすく、腰痛を引き起こしやすい。
・脚がむくみやすい。
・下半身が広がって見える。
その他にも様々な影響があります。
【原因は?】
⚫︎内転筋の低下
太ももの内側の筋肉が弱い方に多いです。
内ももの筋肉が衰えることにより、バランスが崩れ、外側につく筋肉が強く作用し、脚が本来あるべき位置より外に引っ張られる形になります。
そのため、股関節が外側に開き、歩く時に脚の外側に重心が乗りやすいです。
靴底の外側がすり減っているようであれば、脚の外側に重心がある証拠です。
⚫︎猫背姿勢
猫背の姿勢が定着すると、人体の構造上、骨盤が徐々に後ろに傾き、股関節が開く状態になります。
結果、膝やつま先なども外側に向いてしまうのです。
座る時、頭を見えない糸で釣り上げられているようなイメージで、真っ直ぐ座ってみましょう!
この状態で横から見たとき、耳・肩・骨盤の出っ張りが直線に並ぶのが正しい姿勢です。
デスクワークの方は、座り方に気をつけていきたいですね!
⚫︎足裏のアーチの崩れ
足裏のアーチとは、土踏まずのことです。
このアーチは、地面からの衝撃を吸収してくれる役割があります。
しかし、アーチが潰れて平ら(扁平足)になってしまうと、地面からの衝撃が強くかかり、重心の偏りが出てきます。
そして、重心が小指側に傾くと、ガニ股が生じやすくなります。
扁平足を放っておくと、外反母趾にもつながるため、早めの対処が必要です。
【マシンピラティスをすると?】
正しい姿勢を維持するためには、「体の幹」が大事になってきます。
いわゆる体幹です。
体幹は、主に背骨、骨盤、コア(お腹周りのインナーマッスル)の3つの要素で構成されています。
背骨と骨盤を支える役割をしている=コアが衰えることで、背骨が丸まり、骨盤が後ろに傾き、股関節が外側に開いたようなガニ股の骨格が定着してしまいます。
骨盤の上にしっかりと上半身が乗るように、腹部のインナーマッスルを引き締めていくのがポイントです!
また、エクササイズを行う上で脚のポジションも大切になってきます。
BDC PILATESでは、インストラクターが、骨盤や膝、つま先の正しい位置へと、細かく修正させていただきます。
放っておくとガニ股が悪化する恐れがあるため、早めに対処しましょう!
【お家でできるガニ股改善エクササイズ】
⚫︎ブロックを挟んでブリッジ
内転筋と腹部の強化
つま先と膝を正面に向けた状態で、ブロック挟みながらお尻を持ち上げていきましょう。
腰を反らないように、みぞおちから膝までが一直線の状態を保ちましょう。
⚫︎肘付きプランク
腹部の強化
両足を閉じて、お尻が上がりすぎたり下がりすぎたりしないように、頭からかかとまで一直線をイメージし、お腹を引き締めたまま20秒ほどキープしてみましょう。
⚫︎お尻のストレッチ
猫背の姿勢だと、骨盤が後ろに傾くことでもも裏の筋肉が引っ張られ、お尻が硬くなっています。
イスに座った姿勢から片脚を反対側の太ももを乗せます。
できるだけ背骨を伸ばした状態で前に倒れ、数秒静止してみましょう。
エクササイズ以外にも、普段から正しい脚のポジションを意識して生活することが大切です!
歩く時は、つま先を正面に向けて踏み出しましょう。
踏み出した足はかかと・足裏・親指の付け根の順に下ろすのがコツです。
マシンを使用すると、さらに弱い筋肉にしっかりとアプローチすることができるため、ガニ股を改善することができますよ!
ぜひマシンピラティスでスラリと綺麗な美脚を作っていきましょう!
スタジオでお待ちしております。