姿勢不良~スウェイバック~ | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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姿勢不良~スウェイバック~

2024.09.14

会員様や体験者の方に多い悩みとして、肩こりと腰痛があります。

皆さんは「スウェイバック姿勢」という言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら肩こりや腰痛の原因は、この「スウェイバック姿勢」からきているかもしれません。

今回は、スウェイバック姿勢について書こうと思います!

 

【スウェイバック姿勢とはどんな姿勢?】

まず、理想的な立ち姿勢は、下のイラストのように耳・肩先・大転子(脚の付け根のでっぱり)・外くるぶしが縦のラインに並んでいる状態です。

スウェイバックとは、下のイラストのように、上半身が下半身より後ろに位置していること=スウェイしている状態です。

脚に対して骨盤が前方に移動し、バランスを取るように上半身は後ろに、頭は前に出ている姿勢です。

反り腰に猫背を組み合わせたような姿勢で、巻き肩・ストレートネックの原因となる姿勢です。

ちなみに現代人のほとんどがスウェイバック姿勢と言われています!

 

【スウェイバックになる原因】

原因はいくつかあります。

 

〇長時間のデスクワークやスマホ操作

長時間座った姿勢が続くと、お尻の筋肉が固まってしまい、骨盤が後ろに傾いたままになり、スウェイバック姿勢になりやすいです。

また、長時間頭が下を向いている状態が続くことで首のカーブが減少し、頭が胸より前に出ることが多くなります。

〇日常生活の悪い姿勢

立ち姿勢や座り姿勢が悪い状態で、長時間過ごすことにより、筋肉のバランスが崩れてスウェイバックになります。

 

〇インナーマッスルの筋力低下

インナーマッスルとは、体幹の深層にある筋肉で関節を安定させてくれる筋肉です。

これが弱くなると、バランスをとるために上半身と下半身がずれスウェイバックを引き起こす。

 

また、妊娠中や産後に一番出やすい姿勢とも言われており、子供を抱っこするときに骨盤を前に押し出して、腰で支えるような形が日常的に行われるため、スウェイバック姿勢になりやすいと言われています。

 

【スウェイバック姿勢の改善】

筋力が低下しているところは強化し、緊張しているところはストレッチする必要があります。

 

・鍛えたいところ

腹筋、お尻の筋肉

 

・伸ばしたいところ

背筋、太ももの裏

 

それではここでお家でできるストレッチ&エクササイズをご紹介します!!

 

〇広背筋ストレッチ

四つ這いになります。

肩の下に手首、股関節の下に膝が来るようにセットしましょう。

①片方の手の前にもう片方の手をつき、背中を丸めます。

②背中を丸めたまま、正座するようにお尻をかかとの上に下ろします。

一呼吸したら①に戻ります。

この動きを8回ほど繰り返しましょう。

反対も同様に行います。

〇裏ももストレッチ

タオルを準備します。

仰向けに寝て、タオルの真ん中に片方の足裏を当てます。

タオルの両端を持ち、かかとを天井に突き上げましょう。

膝の下伸ばしを8回ほど繰り返します。反対の足も同様に行いましょう。

 

〇ブリッジ(お尻の筋肉強化)

仰向けに寝て両ひざを立てます。

骨盤をお顔方向に傾け、お尻から背骨を一つ一つ床からはがすイメージで、膝から肩までななめ一直線を作りましょう。

お尻が上がったら一呼吸し、首の根元から順に背骨を床につけていきます。

これを8回繰り返しましょう。

ぜひ続けてみてくださいね!

 

日常的に、腰痛、肩こりがある方は、電車を待っているときなど、ふとした瞬間に自分の姿勢を少しチェックしてみてください。

もしかしたらスウェイバック姿勢になっているかもしれません…!

 

お家でのストレッチ&トレーニングだけではなく、ぜひマシンピラティスを取り入れましょう!

私もスウェイバック?自分ではよくわからない・・・自分の姿勢がどうなっているかわからないという方は、ぜひスタジオで講師に質問してみてくださいね!

正しい姿勢で過ごすことで、悩んでいた肩こりや腰痛から解消されましょう!

スタジオでお待ちしています!

 

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