ピラティスを始めるキッカケとして姿勢を良くしたいと言われる方は多いです。
実際に姿勢改善にピラティスがどのように効果的なのか、今回はお話しさせていただければと思います。
姿勢が悪い=姿勢不良 (詳しくはこちらの記事も 姿勢不良 反り腰について 姿勢不良 フラットバックについて)とまとめてしまうと人により様々で論文のようになってしまうので、今回はフォワードヘッド(スマホ首)や巻き肩と言われているような姿勢についてを主な例としてお話ししていきます。
我々が日常生活において、仕事に限らず何か作業を行う場合、そのほとんどが下を見て手を前に出しているかと思います。
成人の頭部の重さが約4〜6kgあると言われているため、重力によってその下の背骨は大きく影響を受けてしまいます。
首や胸周りなど背骨の上部が前に丸まる力が強くなると、二足歩行である私たちの体は腰回りの背骨下部を反らせてバランスを取ろうとします。
同じ姿勢を繰り返し、筋力が落ちて支え切れなくなると、結果、痛みや圧迫骨折などの怪我にも繋がってしまいます。
そのため、しっかりと正しい姿勢を取るためには、身体を支える筋力が必要!というの情報は、皆さまもどこかで何度かお見かけすることもあるかも知れません。
背骨の持つS字は、人体の中のクッション材です。
正しいポジションでかつある程度の柔らかく動く状態にあることで、歩く・走る・跳ぶなどの衝撃が身体の一点にかかるのを和らげます。
良い姿勢の維持には筋力が必要ですが、同時にどの方向にも動かせる柔らかさがないと、腰痛など、一部へ過度な負担がかかり、故障を起こしてしまうこともあります。
ピラティスには多方面に背骨を動かすエクササイズが多くあります。
屈曲・伸展・側屈・回旋この4つの動きのみならず、回旋と屈曲、回旋と伸展など、様々な組み合わせが多く登場するのは、ピラティスならではの特徴です!
ピラティス後になぜか身体がスッキリする理由は、様々な組み合わせで、様々な方向に身体を動かすことにより、背骨の動きが出て、筋膜が緩み、動きやすくなるからです。
ぜひスタジオにお越しいただき、キツイだけではないピラティスの気持ち良さをを体験していただけたら嬉しいです!!
スタジオでお待ちしています!