マシンピラティスは痩せるのか?という疑問。
マシンピラティスをすることによって、「インナーマッスル」が鍛えられ、基礎代謝が上がるので
痩せやすい体質になり太りにくい体づくりができるというメカニズムについては
以前こちらの記事で回答をしてみました。
ここで、インナーマッスルって結局何だっけ?という方に向けて
改めてインナーマッスルについてお話ししてみたいと思います。
最近よく聞くようになった「インナーマッスル」。
インナーマッスルとは、
ダンベルやトレーニングマシンなどの筋トレをして鍛えられるアウターマッスル(身体の表面にある大きな筋肉)に対して、
深層部にあり、背骨や股関節、肩関節などについている小さい筋肉のことを言います。
「アウターマッスル」:外側から見える身体の表層部にある骨格筋。いわゆるムキムキしていてウェイトトレーニングなど重い錘を持ってエクササイズをすることで得られる筋肉。
「インナーマッスル」:胴体の深層部にあり、内臓を支えていたり、骨の動きを細かく支える筋肉。細く長くしなやかな筋肉。深層筋とも言う。
インナーマッスルは意識をしないと鍛えるのが難しいと言われています。
しかしこれを鍛えておかないと、内臓が重力に負けて下に落ちてきてしまい、結果、内臓下垂やボッコリお腹、尿もれ、骨盤の歪みなどを引き起こします。
また内臓があるべき位置になくなるので、不必要な負荷がかかり、便秘の原因になったり、栄養吸収の妨げになったりして太りやすい体質になってしまったりします。
反対にインナーマッスルを鍛えると、体温が上がり、基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすく太りにくい痩せ体質の身体にしていくことができます。
また内臓があるべき位置に戻ることで、消化が良くなったり、栄養の吸収がよくなったり、便秘が解消されうなどのメリットがあります。
もうひとつ。体幹(=コア)と言われるのは、横隔膜、骨盤底筋、腹横筋、多裂筋の4つ。
これが胴体の中心で、上下左右の箱となっています。
これを「身体の幹」、つまり体幹と呼ぶのですが、この4つの筋肉もいわゆるインナーマッスルです。
この箱を、ピラティスではパワーハウスと言ったりもします。
この4つのインナーマッスルをしっかり働かせることで、内臓の位置があるべき場所に収まり、その働きも良くなり、血行も良くなり、身体全体の働きがよくなっていきます。
なので、インナーマッスルを鍛えることが、痩せ体質を作り、健康に欠かせないことであると言われる訳です!
皆さんもご承知の通り、マシンピラティスは、体幹を含むインナーマッスルを強化していくエクササイズです。
ピラティスを習慣化することで、見た目がすっきりきれいになるだけでなく、
トレーニングをすることで内側から本質的に健康になっていけるというのは本当にすごいことだと思います。
ぜひ皆さんも健康的な痩せ体質を目指して、日課にピラティスを取り入れてみて下さい!
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