変形性股関節症とマシンピラティス | 東京のマシンピラティス専門スタジオ BDC PILATES (BDCピラティス)

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変形性股関節症とマシンピラティス

2022.09.19

こんにちは。BDC PILATESのKotakeです。

「変形性股関節症」、皆さんは耳にしたことがありますでしょうか。

 

変形性股関節症の主な症状は、股関節(脚の付け根)の痛みと機能の障害です。 

BDC PILATESのプライベートレッスンにお越しになる方でも、こちらの症状をお持ちの方をお見受けします。

 

「変形性股関節症」では、痛みや股関節の動く範囲(可動域)に制限が生じるために、日常生活動作に障害がおきます。 

また、長い時間立ったり歩いたりすることが困難になり、

関節症が進行すると運動しない場合でも常に痛むようになります。

 

正常な股関節は、下記の通り骨盤から少し隙間があり、球体の形をしています。

変形性股関節症の場合は、股関節(球体)と骨盤の隙間がなくなり(下の図の赤矢印)股関節に炎症がおきます。

悪化すると股関節が変形してきてしまい、動きがさらに制限されてきます。

 

 

原因は様々ですが、加齢と共に進行して発症するケースが日本では多く見られるようです。

また、女性に多いことも特徴の一つです。

 

変形性股関節症の治療として、運動療法が基本的に用いられます。

股関節の筋肉の柔軟性を保つ効果や、関節の位置を矯正して痛みを軽減することが期待できます。

運動療法としては、股関節に大きな負荷をかけない状態でのストレッチと筋肉トレーニングを継続することが効果的と言われています。

 

マシンピラティスでは、スプリングというバネを用いながら、

弱い筋肉をサポートした状態で股関節の可動を出したり、安定させていくことが可能です。

また、周辺のインナーマッスルを鍛え、左右の足の筋肉バランスを整える効果が期待できます。 

 

例としてこちらの動画をご覧ください。

伸びたスプリングをしっかりと足で踏み、股関節と骨盤の間を伸ばすことを意識しながら脚を動かす練習をします。

 

 

変形性股関節症の場合、症状を悪化させないようやってはいけない動きが色々とあります。

なので、どうしてもご自身の知識のみでの運動は難しいですし、無理に行うと痛みに繋がる可能性があります…。

 

お医者様からマシンピラティスを勧められて来ました、と言って

スタジオに体験に来てくださる方も最近は多くなってきました。

BDC PILATESでは、変形性股関節症など痛みを伴う症状をお持ちの方には、

プライベートレッスンをお薦めしています。

 

BDC PILATESの講師陣は皆、解剖学や運動力学を勉強し資格を取得しているインストラクターのみですので、

痛みが心配な方にも安心してレッスンに取り組んでいただけるかと思います。

*医師の許可が必要になります。かかりつけのお医者様に相談の上ご来館ください。

 

今や「人生100年時代」

股関節や膝などの痛みとはなるべくお付き合いしなくて良いよう、

早いうちから正しい筋肉をつけ、いつまでもご自身の脚で元気に歩き続けられるようにしていただければと思います!

そのお手伝い、させていただきます!

 

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