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開脚が苦手な方へ

2023.03.21

毎日ストレッチをしているのに、いつまで経っても柔らかくならないなど、開脚に関してお悩みをお持ちの方へ。

開脚に関して、苦手な要因として考えられる3つをご紹介します。

・内転筋(内腿)の筋肉が硬い
股関節まわり(お尻)の筋肉が硬い
・背骨が硬い

 

まず、前段階の話として、硬いものは伸ばす前に柔らかくする必要があるので、
ストレッチの前に少し温めて緩める必要があります。

冷凍のお肉を想像してみてください。

凍ったままでは伸びも縮みもしません。

少し温めて解凍してからなら伸びも縮もします。

例えば、ウォーミングアップで15分歩き、身体を温めて、
内転筋をパンをこねるようにマッサージ、お尻をボールやストレッチポールでリリースする。

 

また股関節は骨盤に、骨盤は背骨に繋がっているため、
背骨を捻る(回旋)、丸くする(屈曲)、反ってみる(伸展)、などの動作で身体を温めるのもかなり効果的です。

 

そして次に、リリースしてストレッチします。

一見めんどくさいようで、結果的に無駄なことをしなくて済みます

 

普段、何もしていない時の筋肉は本来はやわらかくあるべきなのです。

その方が結局どんな動きにも対応しやすいのです。

毎日、ご自身の身体を触ってチェックしてみてください。

あまりそんなことする方はいないかもしれませんが、筋肉は硬ければ良いというものではないのですよ!!

 

ちなみに、バレリーナやダンサーでない一般の方は、180度開脚ができてもさほどメリットはありません。
(世の中、180度開脚できることが奨励されいてる風潮もありますが…それは間違いです。)

むしろ柔軟性をサポートできる筋力がなければ怪我につながります。

なので、180度の開脚をむやみに目指すことはオススメ致しません。

 

自分に合った方法を見つけるのは難しいですが、

自分の骨格や筋肉において何が適切な開脚方法なのか、どこまで行くことを目標にするべきなのか、できるようになるにはどこの筋肉をリリースし、どこの筋肉を鍛えるべきなのか。

解決方法は人それぞれ異なります。

そこまで考えて目標設定をしていただけるとベストだと思います。

一度しっかりとインストラクターに相談してみると、実はあっという間に原因と改善方法がわかってしまうかも!?!?

 

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